妄想とネタバレと電波垂れ流し。誤字脱字頻出します。
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「あ、ほんとだ」
手をいきなり握ってきてアレルヤ・ハプティズムがそう言った。
見返せば、少し申し訳なさそうな顔をしているものの、彼の顔は嬉しげだ。
「ロックオンがね、ティエリアの手は冷たいよって教えてくれたんだ。ほんとうに、そうだね」
「暑いのならば空調の温度を下げればいい」
「……あぁ、うん、そうだよね。うん」
アレルヤは頷くのに手を離しはしなかった。ティエリアからしてみればその行動は全く奇妙である。
「非合理的だ」
「そうかな?……冷えすぎなくて、いいと思うんだけど」
「…………だったら、空調の温度を下げすぎなければいい」
「うん?……あぁ、うん。そうだね」
アレルヤはまた手を離さなかった。
涼しくなりたいのならば、離せばいい、と言えば解決することはあるだろうに。ティエリアはなぜかその一言を言うのが億劫になって、そのまま口を噤んだ。
ただし、アレルヤが「暑い」と言ったらすぐに「離せ」というつもりで。
※1期のはなし。
ちょっと久しぶりに書いてみたんですが、(ティアレとアンドレイの話は校正がメインだったので。真っ白な状態から書くのは久しぶりでした)やっぱり間をあけると、うーーーん、という感じですね。
近況。とにかく蒸し暑くて梅雨バテ続行中です。
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